天然色素

スピルリナ青色素:スピ・ブルー

スピルリナ青色素は藍藻類のスピルリナから抽出した水溶性の天然色素です。青色素の主成分であるフィコシアニンはタンパク質結合色素で、水溶液は鮮やかな青色をしていることから、ソーダアイスの着色料として使われることの多い食品添加物(天然色素)です。

フィコシアニンは藍藻の持つ光合成色素の一つで、藍藻類に多く含まれます。
構造的にはフィコシアノビリンと植物タンパク質とが共有結合した色素であり、タンパク質と類似した性状を示します。
フィコシアニンは私たち人間の体内の胆汁中に含まれているものと同類です。
胆汁とともに十二指腸に送られて代謝中に酸化し、腸壁に戻され鉄と反応してヘモグロビンに変わります。これらのことや安全試験から、スピルリナ青色素が食品として安全なものであるということが証明されています。
自然界において青色素を含有しているものは少ないため、鮮明な青色を呈するスピルリナ色素は貴重な天然色素として大変高く評価されています。

スピブルー粉末
スピブルー液体

主な用途

アイスクリーム類・糖衣・ガム・グミ・粉末ジュース・餡・餅・麺類・わさび・清涼菓子・ゼリー・カプセル・キャンディなどの天然着色料として利用されています。

スピ・ブルーの物性

スピ・ブルーの物性

試薬用フィコシアニンの製造

フォトセンサーや細胞標識に使用する試薬用フィコシアニンの製造も行っております。
試薬用C-フィコシアニンは藍藻類スピルリナから抽出した色素タンパク質で、その発色団であるフィコシアノビリン(phyoocyanobilin)は開環したテトラピロール構造を持ちます。水に可溶で水溶液は青色を呈し、赤い蛍光を持ちます。
またフィコシアニンは濃厚な水溶液中では高度の会合体を形成し希薄溶液では3量体もしくは6量体が主な構成成分となります。

用途

フォトセンサー、細胞標識 その他

特性

・起源:Spirulina sp(藍藻類スピルリナ)
・極大吸収波長:618nm
・螢光極大波長:635nm
・等電点:4.3
・分子量:3量体 約11万、6量体 約22万

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